ホテルマウント富士の中庭から続く「マウント富士自然遊歩道」では、野鳥観察用のブラインドウオールや巣箱などが整備されたバードウォッチングやアニマルトラッキングなどをお楽しみいただけます。
また館内には自然に関する書籍を閲覧できるコーナーなども設置しており、ホテル全体で自然を気軽に体感することができます。

目視や囀り、地鳴きによる種の確認と、東京大学富士演習林での過去の調査記録および各種文献調査によって総合的に判断すると、山中湖村内で生息する野鳥の種類は170種におよびます。
これほど多くの種が見られる理由として、山中湖を繁殖地とする夏鳥、越冬を目的とする冬鳥と富士山の高標高地域からの標鳥、春と秋に渡りの途中に短期間滞在する旅鳥、村内で一年中見られる留鳥など、山中湖が四季を通じて豊かな野鳥相に恵まれていることがあげられます。
バードピアとは鳥たちが棲みよい環境をつくり管理していく場所を指します。日本鳥類保護連盟主催で、鳥や生き物たちにとって棲みよい環境をつくり、広げていこうという活動を行っております。
当ホテルも2011年に登録されました。

バードピア登録証
ホテルマウント富士周辺に生息している野鳥
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メジロ
体長:約12cm
特徴:体は黄緑で、目の周りが白い。広葉樹内に巣をつくる。 -
ウグイス
体長:約15cm
特徴:灰・黄緑色で『ホー、ホケキョ』と鳴く。日本3大鳴鳥のひとつ。 -
ホオジロ
体長:約16.5cm
特徴:体は赤茶色,目の上下は白い。巣は地上や葉の上など低い位置で作られる。
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ホトトギス
体長:約27.5cm
特徴:背面は灰褐色。腹面は白色で黒い横斑がある。雌はまれに赤色形がある。 -
オオルリ
体長:約17cm
特徴:雄は頭から背にかけて青く、雌は頭が黒で体が茶色。日本3大鳴鳥の一つ。 -
キビタキ
体長:約13.5cm
特徴:雄の背は黒色、眉や喉、腹は黄色。夏鳥として全国の山地の広葉樹林に渡来する。
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アトリ
体長:約16cm
特徴:赤褐色が目立ち、頭は黒い。平地から山地の林によく見られ、群れで生活する。 -
マヒワ
体長:約12.5cm
特徴:雄の頭は黒く、胸の羽色が黄緑色。繁殖期以外は群れで生活する。 -
ルリビタキ
体長:約14cm
特徴:尾が青く、脇は橙色。竹林や低木の枝、切株などに姿を表す。
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シメ
体長:約18cm
特徴:くちばしが太く、形がずんぐりしている。羽に白い斑点がある。 -
ウソ
体長:約15.5cm
特徴:嘴が太くて短い。木の実や新芽、桜の花芽などを好んで食べる。 -
シジュウカラ
体長:約15cm
特徴:灰色っぽく見え、ほほが白く、のどから腹にかけて黒い筋(帯)がある。
ホテルマウント富士周辺に生息している花
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ダンコウバイ(3月)
高さ:2~6m
クスノキ科の樹木。よい香りのする鮮やかな黄色の花を多くつける。 -
フジザクラ(4月)
高さ:3~8m
特徴:富士、箱根でみられる桜。花は一重で2cm程の白または淡紅色である。 -
ミツバツツジ(4月)
高さ:1~3m
特徴:鮮やかなピンクの花が多くつく。雄しべが5本しかないのが特徴。
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ズミ(5月)
高さ:3~10m
特徴:別名コリンゴ、コナシ。蕾の時は紅色だが、花が開くと白くなる。 -
ヤマブキ(5月)
高さ:1~2m
特徴:花径2、3cmの黄色い花を枝先に1つずつつける。一重と八重咲きの花がある。
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サンショウバラ
(6月)高さ:1~5m
特徴:山中湖村の花。淡紅色の花で、開花してから2日程で散る。 -
ハンショウヅル
(6月)高さ:2~3m
特徴:下向きの鐘形の花をつける。花は2~3cmの紅紫色。 -
オダマキ(7月)
高さ:20~30cm
特徴:多年草。花弁は5枚だが、外側の5枚の萼片が大きく、花弁のように見える。
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マツヨイグサ(7月)
高さ:30~80cm
特徴:花径3~5cmの黄色い花を咲かせ、萎むと黄赤色に変わる。月見草とも呼ばれる。 -
キツネノカミソリ
(8月)高さ:30~45cm
特徴:ヒガンバナ科の多年草で有毒植物。
ホテルマウント富士周辺に生息している動物
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ムササビ
体長:約27~49cm
特徴:夜行性。足の間に飛膜があり、飛膜を使って樹木間を滑空して移動する。 -
リス
体長:約20~27cm
特徴:木の実や果実、キノコ、昆虫、小鳥の卵などを好む。冬眠はしない。 -
キジ
体長:約60~80cm
特徴:草原、農耕地、川原、林縁等にすむ留鳥。日本の国鳥に指定されてる。